転職活動で最初の関門となるのが履歴書と職務経歴書です。薬学部の就活は研究室のコネや推薦が多く、きちんとした履歴書を書く機会がなかったという方も少なくないのではないでしょうか。
中途採用では履歴書と職務経歴書が第一関門であり、ここで落とされたら面接にすら進めません。逆に言えば、書き方のコツを押さえるだけで通過率は大幅にアップします。
この記事では、履歴書の基本フォーマットから職務経歴書で差をつけるポイント、志望動機の書き方まで、転職に必要な書類のすべてを解説します。提出前のチェックリストも用意しているので、書き終わったら最終確認にお使いください。

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手書きとPC作成、どっちがいい?
記事執筆時点ではPC作成が主流です。特に企業やチェーン薬局ではPC作成のほうが好まれる傾向にあります。ただし、個人薬局や一部の病院では手書きを重視するところもあるため、転職エージェントに確認するのが確実です。
写真は必ずスタジオで撮る
スピード写真でも可能ですが、できればスタジオで撮影するのがおすすめです。背景は白かブルーで、清潔感のある印象に仕上げましょう。患者さんと接する仕事だからこそ、清潔感が伝わる写真は想像以上に重要です。
免許・資格欄の書き方
薬剤師免許は必ず記載し、取得年月も正確に書きましょう。その他に保有している資格があれば全て記載して問題ありません。
| 記載すべき免許・資格 | 備考 |
|---|---|
| 薬剤師免許 | 必須。取得年月を正確に |
| 認定薬剤師 | 取得している場合は必ず記載 |
| 研修認定薬剤師 | 継続研修への意欲を示せる |
| 日病薬病院薬学認定薬剤師 | 病院転職の場合に評価が高い |
| TOEIC等の語学資格 | 企業転職では特に有利 |
| 普通自動車免許 | 在宅業務で必要になることも |

職務経歴書で差をつけるポイント
数字で実績を見せる
職務経歴書で一番大事なのは、具体的な数字を入れることです。これだけで印象がガラッと変わります。
- 1日の処方箋応需枚数(例:1日平均80枚の処方箋を処理)
- 対応していた診療科(例:内科・整形外科・皮膚科を中心に対応)
- 在宅訪問の件数(例:月20件の在宅患者を担当)
- かかりつけ薬剤師の同意書取得数
- 管理薬剤師としてのスタッフ管理人数
業務内容は具体的に
「調剤業務全般」だけでは漠然としすぎます。以下のように具体的に書くと、実務能力が明確に伝わります。
- 処方箋受付・調剤・監査・投薬
- 疑義照会(月平均15件)
- 在宅訪問薬剤管理指導
- 薬歴管理(電子薬歴システム○○使用)
- 新人薬剤師の教育・指導
- 医薬品の発注・在庫管理
転職回数が多い場合の書き方
各職場で得たスキルを明確に書くことで、「計画的なキャリアアップ」という印象に変えられます。「調剤薬局で基礎を固め→病院で専門性を磨き→ドラッグストアでOTC対応力を身につけた」のようなストーリーにすると納得感が生まれます。

志望動機欄の書き方
履歴書の志望動機は3〜5行程度でOKです。詳しくは面接で話すので、ここではポイントだけ簡潔に書きましょう。
構成はこの3点を押さえればバッチリです。
- これまでの経験で何を学んだか
- なぜこの職場を選んだか
- 入職後にどう貢献したいか
この「過去→現在→未来」の流れで書けば、論理的で説得力のある志望動機になります。
提出前の最終チェックリスト
- 誤字脱字はないか
- 日付は提出日になっているか
- 年号の統一(西暦か和暦かどちらかに揃える)
- 写真は貼ったか(裏に名前を書いておく)
- 押印欄がある場合はハンコを忘れずに
- 職務経歴書との内容に矛盾がないか
- 免許取得年月が正確か
日本薬剤師会の公式サイトで自分の登録情報を確認しておくと安心です。
日付の書き忘れ、年号の不統一は意外と多い凡ミスです。提出前に必ず第三者にチェックしてもらいましょう。
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ファル・メイトの公式サイトはこちらよくある質問(Q&Aコーナー)
Q. 履歴書はどこで入手すれば?
A. コンビニや文具店で購入できますが、PC作成の場合は厚生労働省の履歴書様式例ページからテンプレートをダウンロードできます。転職エージェントが独自のテンプレートを用意していることもあるので、確認してみてください。
Q. 職務経歴書は何ページが適切?
A. A4で1〜2枚が一般的です。転職回数が多い場合でも2枚以内に収めるのがベストです。長すぎると読んでもらえないリスクがあるため、要点を絞って簡潔にまとめましょう。
Q. ブランクがある場合はどう書く?
A. 育児や介護でのブランクは正直に書いて問題ありません。「ブランク期間中に○○の研修を受講した」「認定薬剤師の更新を継続した」など、学び続けていたことを示せるとプラス評価になります。
Q. 転職エージェントに添削してもらうべき?
A. 絶対に依頼すべきです。エージェントは数多くの履歴書を見ているため、通過率を上げるポイントを的確にアドバイスしてくれます。自分では気づかない改善点を指摘してもらえることが多いです。
Q. 手書きの場合、ボールペンの色は?
A. 黒のボールペンが基本です。消せるボールペン(フリクション等)は使用NGです。書き間違えた場合は修正液を使わず、新しい用紙に書き直しましょう。
Q. 志望動機欄が小さくて書ききれない場合は?
A. 履歴書の志望動機は要点だけでOKです。詳しい内容は職務経歴書の自己PR欄や、面接で補足しましょう。日本薬学会のキャリア情報を参考にして、業界トレンドを絡めた志望動機にすると差がつきます。

まとめ:履歴書は「自分を売り込む商品カタログ」
履歴書や職務経歴書は、自分の実力を伝えるための最初の武器です。専門職だからこそ、スキルや経験を具体的に書けば書くほど評価されます。書類選考で落ちてしまう方は、内容が抽象的なケースがほとんどです。
数字を入れる、業務内容を具体的に書く、転職回数が多い場合はストーリーにする。このポイントを意識するだけで、通過率は確実に上がります。不安な方は転職エージェントに添削してもらい、万全の状態で提出しましょう。
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