転職活動で一番悩むのが志望動機ではないでしょうか。「何を書けばいいかわからない」「どの職場にも使い回せるような内容になってしまう」という声は非常に多いです。
志望動機の核は「なぜ他でもなくこの職場なのか」に尽きます。これが明確に伝わるかどうかで、面接官の反応は大きく変わります。汎用的な内容では「別にうちじゃなくてもいいのでは」と思われてしまいます。
この記事では、調剤薬局・病院・ドラッグストア・企業の4つの職場タイプ別に使える例文を紹介します。そのままコピペするのではなく、自分の経験に合わせてカスタマイズするためのポイントも解説するので、参考にしてみてください。

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例文を見る前に、まずは基本の組み立て方を押さえましょう。
- 過去:これまでの経験で何を学んだか
- 現在:なぜ転職したいのか(前向きな理由)
- 未来:この職場でどう貢献したいか
この「過去→現在→未来」の流れで書けば、論理的で説得力のある志望動機になります。逆に、この流れがないと「思いつきで転職しているのでは」と思われかねません。
【職場別】志望動機の例文
調剤薬局への転職
例文:「病院で3年間、がん患者さんの薬物療法に携わる中で、退院後の服薬管理の重要性を痛感しました。貴薬局は在宅医療に力を入れており、地域密着型の薬物療法支援を実践されている点に共感しています。病院で培った薬物療法の知識を活かし、患者さんの生活に寄り添った服薬指導を行いたいと考えています。」
ポイントはその薬局の特徴(在宅対応、門前の科目など)を具体的に挙げることです。ホームページや求人票から情報を拾いましょう。「在宅に力を入れている」「がん領域に強い」など、その薬局ならではの要素を必ず盛り込んでください。
病院への転職
例文:「調剤薬局で5年間勤務する中で、処方意図をより深く理解し、チーム医療の一員として患者さんに貢献したいという思いが強くなりました。貴院は病棟薬剤業務に積極的に取り組まれており、薬剤師が専門性を発揮できる環境が整っていると伺っています。これまでの調剤経験を基盤に、病棟業務のスキルを磨いていきたいです。」
病院への転職は競争率が高いため、「なぜ病院なのか」「なぜこの病院なのか」の両方を明確にするのが重要です。一般的な「チーム医療に携わりたい」だけでは差別化できません。

ドラッグストアへの転職
例文:「調剤業務の経験を活かしつつ、OTC医薬品の相談対応やセルフメディケーションの推進にも携わりたいと考えています。貴社は調剤併設店舗の展開に力を入れており、処方薬とOTC薬の両面から患者さんの健康をサポートできる点に魅力を感じました。」
ドラッグストアへの転職では、調剤だけでなくOTCや健康相談への意欲を示すことがポイントです。「調剤しかやりたくない」という姿勢では評価されにくいため、幅広い業務への前向きな姿勢を見せましょう。
企業(製薬会社・CRO等)への転職
例文:「臨床現場で薬の効果や副作用を間近で見てきた経験から、新薬開発や医薬品情報の提供に携わることで、より多くの患者さんの役に立てるのではないかと考えるようになりました。貴社の○○領域での開発実績に注目しており、臨床経験を活かして貢献したいです。」
企業への転職は業種が大きく変わるため、「なぜ臨床現場を離れるのか」の説明が特に重要になります。臨床経験を企業でどう活かすかの具体的なビジョンを示しましょう。
NGな志望動機パターン
以下の3つは面接官の評価を大きく下げるNGパターンです。心当たりがある方は必ず修正してください。
1. 条件面だけの理由
「年収が上がるから」「家から近いから」「残業が少ないから」。本音であっても書いてはいけません。仕事への意欲が見えないと判断されます。
2. 前職の悪口
「前の職場は人間関係が最悪で」はNG中のNG。どんなに事実であっても、面接官は「うちに来ても同じことを言うだろう」と感じます。
3. どこにでも使える汎用的な内容
「成長したいです」だけでは、どの職場にも使い回せてしまうのがバレます。その職場固有の要素を必ず入れるのがルールです。

志望動機をブラッシュアップするコツ
書いた志望動機は、必ず第三者に読んでもらうことをおすすめします。自分では良いと思っていても、読み手には伝わっていないことがよくあります。
転職エージェントを利用しているなら添削を依頼しましょう。利用していない場合は、信頼できる先輩や友人に見てもらうだけでも違います。日本薬剤師会や厚生労働省の医薬品行政ページで業界の最新トピックを押さえておくと、志望動機に具体性を加えられます。
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Q. 志望動機は履歴書と面接で同じ内容でいい?
A. 基本の方向性は同じでOKです。ただし、面接ではより詳しく、エピソードを交えて話しましょう。履歴書は3〜5行の要約、面接では1〜2分で話せる内容に膨らませるイメージです。
Q. 調剤薬局から調剤薬局への転職の場合、志望動機が思いつかない
A. 同じ業種への転職でも、職場ごとの違いは必ずあります。「門前科目が○○で、自分の経験が活かせる」「在宅医療に力を入れている」「教育体制が充実している」など、その薬局ならではの特徴を見つけて志望動機に組み込みましょう。
Q. 「年収を上げたい」が本音の場合は?
A. 「自分のスキルと経験を正当に評価していただける環境で働きたい」と言い換えます。直接的な金額の話は避けつつ、「適正な評価」というニュアンスで伝えるのがスマートです。
Q. 未経験の領域に転職する場合の志望動機は?
A. これまでの経験の中から、転職先で活かせるスキルを見つけて結びつけましょう。「調剤経験はありませんが、病院で患者さんの副作用モニタリングを行ってきた経験は、調剤での服薬指導に活かせると考えています」のようなアプローチが有効です。
Q. 志望動機を書くのに参考になるサイトは?
A. 応募先のホームページ、求人票の「企業の特徴」欄、日本薬学会のキャリア情報などが参考になります。業界全体のトレンドを把握した上で、その職場固有の魅力と結びつけるのが理想的です。
Q. 複数の薬局に応募する場合、志望動機は使い回していい?
A. 使い回しは絶対にNGです。面接で深掘りされたときに答えに詰まります。ベースの構成は同じでも、「なぜこの職場なのか」の部分は必ず応募先ごとにカスタマイズしてください。

まとめ:例文はあくまで「型」として使おう
- 志望動機の核は「なぜ他でもなくこの職場なのか」
- 「過去→現在→未来」のフレームワークで組み立てる
- 応募先の特徴をリサーチして必ず盛り込む
- 条件面だけの理由や前職の悪口はNG
- 汎用的な内容は面接官に見抜かれる
- 第三者に読んでもらってブラッシュアップする
例文をそのままコピペするのではなく、自分の経験とその職場の特徴をリンクさせることが最も重要です。「過去→現在→未来」のフレームワークに自分のエピソードを当てはめれば、オリジナルの説得力ある志望動機が作れます。
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